千葉県鎌ケ谷市 遊技場(RC造+S造)耐震診断
実施年 :2014年 所在地 :千葉県鎌ケ谷市
建物概要:鉄筋コンクリート造2階建て ・鉄骨造平屋 延床面積17,607㎡
建築年 :1970年
実施内容:現地調査(建物調査)・耐震診断
千葉県鎌ケ谷市に所在する遊技場について、建物調査および耐震診断を実施しました。
本建物は、複数期にわたり増改築が行われており、鉄筋コンクリート造と鉄骨造が併用された混構造の建物でした。増改築時には確認申請および完了検査が実施されており、構造図および検査済証が保管されていたことから、建物調査では既存構造図との図面整合調査を中心に、劣化調査および探傷試験を実施しました。

鉄骨造部分の図面整合調査では、主要構造部材の断面寸法の確認を行いました。鋼材の板厚は耐力評価において重要な指標となるため、ノギスやスケールによる直接計測が困難な箇所については、超音波厚さ計を用いて板厚の測定を行っています。

耐震診断の結果、中二階においてIS値(構造耐震指標)が0.6をわずかに下回る結果となりました。一方で、その他の階においてはIS値は判定基準値を上回っていることが確認されました。
IS値が基準値を下回る場合には、一般的には耐震補強の検討が必要となりますが、本件のように不足量が限定的であり、かつ対象範囲が局所的である場合には、建物全体の耐震性能や利用状況を踏まえ、補強の要否や実施時期について段階的に検討することが現実的な対応と考えられます。
建物の耐震性能に不安をお持ちの場合や、現在の耐震性を客観的に確認したいとお考えの際は、耐震診断の実施をご検討ください。
当協会では、建物の用途や構造条件に応じた耐震診断に関するご相談を承っております。



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