東京都中野区 鉄骨造2階建構造調査および耐震診断
実施年月:2013年3月 建物住所:東京都中野区
調査対象:鉄骨造(S造)地上2階
建築年 :1974年
実施内容:12条第5項報告に係る構造調査および耐震診断
東京都中野区にある鉄骨造の店舗・住宅において、設計事務所からの依頼により、建築基準法第12条第5項報告に係る構造調査および耐震診断を実施しました。
当件は、既存建物に新築建物を構造的に一体化して増築する計画であり、既存建物には確認済証があるものの検査済証が存在しないことから、まず建築基準法第12条第5項に基づく報告が必要となりました。

第12条第5項の報告とは、主に「検査済証」のない既存建物について、増改築、用途変更、大規模の修繕・模様替え等を行う際に、法令適合性の調査を実施し、その結果を特定行政庁または建築主事へ報告する制度です。
なお、「検査済証」とは、建物の工事完了後に実施される「完了検査」に合格し、当該建物が建築基準法等の法令に適合していることを証明する公的な書類を指します。

今回の構造調査では、既存建物が確認申請図に添付された構造図面および構造計算書どおりに施工されているかを確認することを目的として、柱脚・柱頭・基礎・屋根などの主要な構造部について調査を行いました。
構造調査の結果、当該建物は既存不適格建物であることが確認されたため、既存建物に対して耐震診断を実施しました。
その結果、IS値が基準を満たさなかったことから、耐震改修のための設計を行い、必要な改修工事を実施しました。
建物の耐震性能に不安をお持ちの場合や、現在の耐震性を客観的に確認したいとお考えの際は、耐震診断の実施をご検討ください。
当協会では、建物の用途や構造条件に応じた耐震診断に関するご相談を承っております。







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