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ロープアクセス可能な屋上状況について

弊協会はロープアクセス業務の中で最も多い割合でタイル・モルタル面の外壁打診調査を実施させて頂いております。

そのロープアクセス工法でも安全に実施ができないとなればお断りをさせて頂く事もございます。
安全に実施させて頂く為に実施が可能な屋上状況について、一概には言い切れませんが紹介させていただきたいと思います。

まず前提としてロープをセットする際にはロープは2本、ロープをつなぐ支点はそれぞれのロープで2点ずつつなぐ「2point2rope」( ISO22846準拠のIRATA のロープアクセステクニック)が重要です。

ロープを設置する支持物は写っていませんが、おおむね上記画像のようにロープをセットします。

下記図①のように丸環が1つでは 「2point2rope」は成り立ちません。下記図②③のように支持物があればロープセットは可能となります。

図①

調査面に対して支持物がどのように配置されているかにもよりますが、 丸環や架台に限らずとも塔屋屋上部へのタラップ等一定以上の強度のある支持物であれば利用します。

支持物が全くない場合でもロープアクセス従事者の腕次第ではもちろん対応可能になります。

高い精度かつコストを抑える事が可能な外壁打診調査( 大規模修繕工事前の劣化状況の把握 )や、外壁調査、工事以外でも無足場工法によって実施が可能な作業はロープアクセス工法での調査を視野に入れていただき、一度お問合せください。

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