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東京都中野区 個人住宅(木造2階建て)耐震診断

実施年 :2013年                                   所在地 :東京都中野区
建物概要:木造2階建て、延床面積98㎡
建築年 :1981年
実施内容:現地調査(建物調査)・耐震診断

東京都中野区に所在する木造2階建ての個人住宅について、建物調査および耐震診断を実施しました。

本建物は1981年竣工のいわゆる旧耐震基準による建物であり、所有者様は耐震性能に懸念を持たれていました。当初、施工会社へ耐震診断および改修提案を依頼されたものの、診断よりも改修工事を前提とした提案内容であったことから、第三者による客観的な建物調査および耐震診断を希望され、当協会へ依頼されたものでした。

建物調査の結果、耐力壁は概ねバランス良く配置されており、目視確認の範囲では雨漏り跡や顕著な不同沈下・大きな傾斜は認められませんでした。建物形状は概ね整形な直方体であり、耐震上有利な形状であると判断しました。外壁にはヘアークラック程度のひび割れが見られましたが、劣化度評価上、構造性能に影響を及ぼすものではないと判断しました。

一方、床下空間にやや湿潤傾向が確認されました。要因としては、建物内部地盤よりも周囲地盤が約10~20cm程度高いこと、および敷地周囲の排水状況が十分でないことが考えられました。

対策案として、以下を提案しました。
① 建物周囲の排水溝が前面道路まで連続していることを確認のうえ、清掃を実施し、適切な排水機能を確保することにより、建物外周地盤の乾燥状態の改善を図ること。
② 1階水廻り(台所・洗面所)床下に強制換気設備を設置し、床下の換気および乾燥環境を維持すること。

耐震診断については、既存筋かいの有無を明確に確認できない部分については、筋かい無しと仮定して安全側で評価を行いました。その結果においても評点は概ね1.0に近い数値を示しました。加えて、2~3箇所程度に筋かいを増設することで、より安定した耐震性能の確保が可能であるとの評価となりました。

所有者様は、現地調査および耐震診断結果を確認されたうえで耐震改修内容をご理解・ご納得され、リフォーム工事へ進まれました。

建物の耐震性能に不安をお持ちの場合や、現在の耐震性を客観的に確認したいとお考えの際は、耐震診断の実施をご検討ください。
当協会では、建物の用途や構造条件に応じた耐震診断に関するご相談を承っております。

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