大阪府大阪市 長屋住宅(木造2階建て)耐震診断
実施年 :2013年 所在地 :大阪府大阪市
建物概要:木造2階建て、延床面積378㎡
建築年 :1921年
実施内容:現地調査(建物調査)・耐震診断
所有者様のご依頼により、木造2階建て長屋住宅(5戸)の耐震診断を実施しました。
本建物は築92年を経過し、複数回の増築・改修が行われていました。外壁のひび割れや雨漏り跡も確認され、経年相応の劣化が認められました。

耐震診断の結果、1階道路側が店舗用途で大開口となっていること、各住戸で個別に増改築が行われたことによる建物全体のバランス悪化、さらに劣化の影響も重なり、一部で IS値 0.04という非常に低い数値を示しました。強い地震時には倒壊の危険性が高いと評価される結果となりました。
このように築年数が大きく経過し、耐震性能が著しく不足している場合、補強工事は大規模かつ高額となる可能性があり、経済的合理性の検討が重要となります。
所有者様・賃借人様ともに、築年数に対して漠然とした不安を抱かれているケースは少なくありません。耐震診断により耐震性・安全性を数値化・可視化することで、補強・建替え・今後の活用方針について、具体的な判断材料を得ることが可能となります。
建物の耐震性能に不安をお持ちの場合や、現在の耐震性を客観的に確認したいとお考えの際は、耐震診断の実施をご検討ください。
当協会では、建物の用途や構造条件に応じた耐震診断に関するご相談を承っております。





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