兵庫県明石市 事務所兼倉庫(RC造2階建て)耐震診断
実施年 :2014年 所在地 :兵庫県明石市
建物概要:鉄筋コンクリート造(RC造)2階建て、延床面積906㎡
建築年 :1963年
実施内容:現地調査(建物調査)・構造図復元・耐震診断
兵庫県明石市の法人様より、事務所兼倉庫の現地調査(建物調査)および耐震診断のご依頼をいただき、実施しました。
本件は、鉄筋コンクリート造躯体に対し、鉄骨ブレースによる耐震補強工事が施されていました。建物の老朽化を踏まえ、耐震改修工事の実施だけでなく、解体のうえ売却することも視野に入れ、耐震診断を検討された事案です。

建物はRC造ラーメン架構の2棟がL字型に接続された構成であったため、A棟・B棟に区分して耐震診断を実施しました。診断方法については、耐震補強(設計を含む)の可能性に加え、解体も選択肢として検討されていたことから、第一次診断法により評価を行いました。
第一次診断では、構造耐震指標Is値について判定基準値0.8を目安として評価を行います。本件においては、A棟・B棟ともにIs値が基準値を下回る結果となりました。
診断結果を取りまとめた報告書を提出し、本業務は完了しました。なお、後日、社内決議により建物の解体および売却を決定されたとのご報告をいただきました。
このように、耐震診断は必ずしも耐震補強設計や改修工事の実施を前提とするものではありません。現存建物の耐震性能を客観的な数値として把握し、改修・継続使用・解体などの経営判断の基礎資料として活用されるケースもあります。
建物の耐震性能に不安をお持ちの場合や、現状の耐震性を客観的に確認したいとお考えの際は、 耐震診断 の実施をご検討ください。当協会では、建物の用途や構造形式に応じた耐震診断についてご相談を承っております。





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