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地震に備え、家具の転倒防止対策を!

阪神・淡路大震災時で震度7を記録した地域では、建物自体に大きな被害がなかったにもかかわらず、全体の約6割の部屋で、家具が転倒し部屋全体に散乱しました。

建物が無事でも、転倒した家具の下敷きになったり、避難が遅れたりした方が
大勢いたのです。

気象庁が発表した震度階級関連解説表によると、震度5強で「タンスなど重い家具が倒れ、
テレビが台から落ちることがある」と想定されています。
日本では、震度4~5程度の地震は珍しくありません。

室内での被害を防ぐために、家具の転倒防止対策をしておくことが重要です。


転倒防止グッズで対策

地震で揺れても家具が倒れないように固定するには、地震の揺れに対して家具が建物と一体的に動くように柱や鴨居、壁などに固定することが大切です。
最近ではしっかりとした木の柱や鴨居のある家が少なくなっているため、壁に固定するのが一般的です。

最も強度が高い方法は、「L字金具」を用いて家具を固定する方法ですが、壁に穴を開けられない賃貸住宅などには不向きです。

壁に穴を開けずに家具を固定する方法としては、家具と天井の間に「ポール式」の突っ張る器具を取り付けるとともに、家具の底面に「マット式」のストッパー器具を設置する方法が あります。

この2種類の器具を組み合わせて使用することで、L字金具を設置した時と同程度の強度を出すことができるのです。


家電製品の転倒・落下を防ぐ


たんすや本棚以外にも忘れてはいけないのが、テレビやパソコン、電子レンジなどの
置き型の家電の転倒・落下防止対策です。
阪神・淡路大震災時には、これらが宙を飛ぶといったことが起こっています。

粘着性マットや金具などを用いて台と本体をしっかり固定することが大切です。
特に薄型液晶テレビはとても不安定です。

画面サイズやスタンドの形状に合わせたマットを選んで設置しましょう。


家具の配置にも注意!


家具や家電を固定して転倒防止対策することとともに、室内の家具の配置を見直すことも大切です。
転倒防止対策を行っていても、揺れ方によっては必ずしも万全であるとは言えないからです。

特に意識したいのは、ふとんを敷いたりベッドを置く位置に対する家具の向きです。
壁を背にした家具は前方に倒れるため、就寝位置は家具の高さ以上離れたところか、家具の側面と平行になる位置にするのが良いでしょう。

また、テレビなどが倒れた場合でも安全かどうかを考えて枕の位置を決めたいところです。

もちろん、こうした室内での被害対策とともに、建物自体の耐震対策も重要です。
旧耐震基準で建てられた建物や、新耐震基準に基づくものでも劣化等が考えられる場合は耐震診断を行い、必要に応じて改修工事を行っておくことで地震による被害防止対策に努めましょう。


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