耐震診断 ホーム > 義務化される「耐震診断」 >耐震性にも影響 建物の経年劣化について
このエントリーをはてなブックマークに追加

耐震性にも影響 建物の経年劣化について

木造の建物の経年劣化とは、主に構造木材の腐朽のことを指します。
劣化を引き起こす要因としては、シロアリや腐朽菌による
もの(生物劣化)、水分によるもの、接合金物の腐食によるものなどが考えられます。

雨露に直接さらされる外壁や軒先、家の中でも水を使用することの多い浴室やトイレ、
キッチンなどの水まわり、結露することの多い窓周辺などは、水分による劣化が起きやすい
ことに加え、シロアリや腐朽菌が発生しやすいので注意が必要であると言えます。


鉄骨造建物の経年劣化


鉄骨造の建物の経年劣化は、主に鋼材の 「錆び」による強度の低下のことを指します。

要因としては、湿気内部結露などの水分に よるものが考えられます。
鋼材の強さは、錆びによって低下します。


鋼材の厚さの1%が錆びると強度は5~10%
低下し、厚さの10%が錆びると強度が半分ほどに低下すると言われています。

設計時から湿気や水分への対策がしっかりと計画されているかが重要となります。


鉄筋コンクリート造建物の経年劣化


鉄筋コンクリート造の建物の経年劣化は、
コンクリートの中性化や、鉄筋の腐食、ひび割れ、漏水、強度の低下などの現象として
現れます。

こうした劣化が起こる要因としては、外部環境(寒冷地での凍結・融解や、海岸地域での海塩の浸食など)による影響と、内的な要因(コンクリートのひび割れや乾燥縮小、アルカリ骨材反応など)が考えられます。

どのような構造体を持つ建物であっても、年月とともに上記のような劣化現象が
生じてきます。

建築時には、こうした経年劣化についても計算に入れられていますが、ある程度年月を経た
建物については、それらの経年劣化が建物に重大な影響を与えるかどうかの判断が重要となります。

耐震診断では、経年劣化の状況についても調査した上で、診断計算を行います。
経年劣化が著しいと思われる建物については、耐震診断および必要であれば耐震改修工事を
行うことをお勧めします。




pagetop

耐震診断

外壁の赤外線調査

その他業務内容

日本耐震診断協会について

採用情報

コラム